この記事では、PCを軽くするための設定とその他やっておいた方が良い設定をご紹介します。
勝ちにこだわるゲーマーやPCのスペック不足に悩んでいる人ほど、少しでも動作を軽くして快適にしたいですよね。
PCを買い替えるのもいいですが、設定を見直すだけでも簡単に動作を軽くすることができます。そこで、PCの動作を快適にするための設定を項目別にまとめてみました。
では、それぞれの項目に分けて説明していきますね。
Windowsの設定
視覚効果の設定(パフォーマンス優先)
- 『Windowsキー+R』を同時に押す
- 『sysdm.cpl』と入力して”OK”をクリック

タブの中から”詳細設定”を選択して”設定”をクリックする。

“パフォーマンスを優先する”を選択して”適用”をクリック。
※ フォントが汚くなるのが嫌な人は、”スクリーンフォントの縁を滑らかにする”にチェックしておく
電源プランの設定(高パフォーマンス)
- 『Windowsキー+R』を同時に押す
- 『powercfg.cpl』と入力して”OK”をクリック

“高パフォーマンス”にチェックします。
透明効果をオフにする
- デスクトップで右クリック
- ”個人用設定”をクリック

“透明効果”をオフにします。
これがオンになっているのが原因で動作が重かったり、遅延が発生することが良くあります。
エアロスナップをオフにする
- ”スタートボタン”を右クリック
- [設定]>[システム]>[マルチタスク]の順に開く

赤枠で囲ったところをオフにします。
スタートアッププログラムを無効にする
- タスクマネージャーを開く
- タブの中から”スタートアップ”を選択

不要なアプリを選択し、[右クリック]>[無効化] します。
PCを起動するときに不要なソフトが動いていることがあるので、使わないものは無効化しましょう。※必要な時は手動で起動できます。
ここから下の項目は、ゲーマーの方におすすめする設定なのでゲームをしない人には関係ありません。
NVIDIAコントロールパネルの設定
3D設定の管理
グラフィックボードの設定もPCの動作に大きく影響を与えるので確認してみてください。下の記事でおすすめの設定を詳しく解説しています。
デジタルバイブランスの設定
画面の色合いを調整する設定です。
[NVIDIAコントロールパネル]>[デスクトップカラー設定の調整]
一番下の”デジタルバイブランス”の項目で画面の色の濃さを調整できます。
これが高すぎると目が疲れるくらい色が濃くなり、逆に低いと白黒みたいになって見づらいです。70%~90%の間でいい具合に調整するのが一番敵が見えやすくなる設定だと思います。
アプリケーションの設定
高DPIスケール設定の上書き
- あなたのプレイしてるゲームアプリの保存先に移動
- 右クリックしてプロパティを開く
- ”互換性”タブを開く
例:C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\Tom Clancy’s Rainbow Six Siege

“全画面表示の最適化を無効にする”にチェックします。
“高DPI設定の変更”をクリックして”高いDPIスケールの動作を上書きします”にチェック。 “OK”をクリックして完了です。
マウスの設定
マウスの加速を切る
マウスの加速をオンにした状態だと、ポインタの移動距離がマウスを動かす速度で変化してしまうので正確なエイムがやりづらくなります。よっぽど特殊な理由がない限り、この設定はオフにしておきましょう。
- 『Windowsキー+R』を同時に押す
- 『main.cpl』と入力して”OK”をクリック

“ポインターオプション”のタブを選択し、”ポインターの精度を高める”のチェックを外します。
おわりに
この記事では、PCを軽くするための設定とその他の重要な設定をご紹介しました。簡単にできる設定は、これでほとんどまとめられたと思います。
これらを全部やっても全く改善されなかった場合は、問題が他にあるか、そもそも圧倒的にスペックが足りてないのかもしれません。そんな時は、大人しくいいPCに買い替えましょう。