今回の記事は、次のような方におすすめです。
- 低コストでマウスの操作性を向上させたい方
- マウスに好きな色のコードを取り付けたい方
- マウスのコードを柔らかくしたい方
皆さんは、ゲームをしているときにマウスのコードを鬱陶しく感じたことはありませんか?
今では無線の技術も向上しているので、無線のマウスを選択するのもいいでしょう。でもできれば、自分の好きな見た目と形のマウスで無線並みの操作感を得たいですよね。
そんな悩みを解決してくれるのがマウスのパラコード化です。マウスのコードをパラコードに交換することで、有線なのに限りなく無線に近い感覚で操作することができます。
マウスのパラコード化とは
そもそもパラコードとはパラシュートコードの略で、丈夫で軽いのが特徴です。
このパラコードをマウスケーブルに採用することによって、ケーブル自体を軽く、柔らかくすることができます。通常のマウスケーブルからこうして作られたケーブルに交換することで、マウスの操作性が抜群に良くなります。
パラコードの購入方法
以前までは海外から取り寄せるしかなかったのですが、今ではありがたいことに国内でも個人で製作・販売してくださっているところがあります。どちらも値段や配達にかかる日数はそれほど変わらなかったので好きな方で購入しましょう。
国内で購入する (10/25追記)
国内で入手するのであれば下のショップがおすすめです。マウスへの組み込み方法も丁寧に解説されているので、取り付けもスムーズに行えます。
海外から取り寄せるよりも簡単なので、特にこだわりがなければこちらから購入したほうがいいと思います。せっかくなんで今回はこちらから購入させてもらいました。
追記 : HID-Labsから新作のマウスケーブルが発売されたので購入する場合は↓のサイトから買いましょう。
超柔らかい「Silky Cable」が発売!
恐らく、世界一柔らかいマウスケーブルです。Limp Cableや海外のパラコードと比べても違いがはっきり分かるくらい柔らかかったです。
マウスのパラコード化を検討しているなら、「Silky Cable」一択でしょう。
人気すぎてすぐ在庫切れになるのが唯一の欠点。入荷連絡希望に登録すれば、入荷次第連絡されます。
海外から取り寄せる
海外から取り寄せる場合は、CeeSA氏が販売しているパラコードかParaCableModsの2つから選ぶことになります。かなり前から販売しており、どちらも評判が良く性能もほとんど変わらないので、お好きな方で購入して問題ありません。
ただ、購入のしやすさ・値段の安さという点ではParaCableModsが勝ります。特にこだわりがなければこちらで購入することをおすすめします。
ParaCableModsのサイトから必要事項を記入して注文します。住所を英語表記にして書かなくてはいけないので若干面倒ではあります。それでは詳しい購入の手順を解説します。
購入の手順 (ParaCableMods)
まずは、ParaCableModsにアクセスします。
下にスクロールしてCategoriesから"Shop Now"をクリックします。パラコードのカラーは単色か柄有の2種類あるので好きな方を選びましょう。
次にパラコードの色を選択します。OUT OF STOCKと記載されているものは在庫がないので注意しましょう。
色が選べたら希望するパラコードの詳細を記入します。
- パラコードを取り付ける予定のマウスの製品名を記入する
- コードの長さを選択する
- USBポートの色を選択する
記入できたら"Add to basket"から購入画面に移ります。
配送方法を変更できますがデフォルトのままで大丈夫です。特に問題なければ"Proceed to checkout"をクリックして、配送先と支払い方法を記入する画面に移ります。
住所は英語表記で記入する必要があります。英語表記のやり方が分からない場合は、こちらのサイトで調べると簡単に分かります。
英語表記での記入方法は以前の記事でも解説しているので、詳しく知りたい方はそちらも参考にしてみてください。
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最後に支払方法でPayPalかクレジットカードを選択して購入完了です。大体1~2週間で届きます。
パラコードに交換する
届いたパラコードはこんな感じです。普通のマウスコードでこのように丸めてしまうと、巻き癖のようなものがついてしまいますが、パラコードでは一切それがありません。
取付方法は購入したショップで丁寧に解説されてるのでざっくり紹介します。
最初からついてるコードを取り外す
元からついてるコードを取り外しましょう。指やピンセットで摘まんでも外せますが、マイナスドライバーでクイッと持ち上げれば簡単に外せます。
パラコードにはシールド線がない
パラコードケーブルは、電磁ノイズの干渉を防ぐためにあるシールド線を含めない4本で構成されています。上の画像の黄色のワイヤーがシールド線にあたる部分ですね。
今回交換したのはfinalmouseのファントムコ―ドなので、他のワイヤーとそれほど固さに差はありませんが、普通のマウスコードならこのシールド線が固さの原因の1つになってるようです。
パラコードを取り付ける
シールド線を除いたワイヤーの順番を元のコードに合わせてから取り付けます。取り外しと違って、挿すだけなので簡単です。後は、コードを外に出して終わりなのですが…
コードが太いせいで、ボタンやホイールに干渉しそうなくらいキツキツになってしまいました。無理やり押さえ込んでギリギリ収まるくらいです。
最後にマウスを組み立てなおしたらパラコード化完了です。やっぱりコードは黒が一番いい。
パラコードを使ってみて感じたメリットとは
無線かな?ってくらいコードの存在感がなくなりました。
普通のマウスだとどうしてもコードに引っ張られる感覚があったのですが、パラコードではそれが全く感じられませんでした。コードに変なクセがつくこともなく、しなやかに動いてくれます。マウスをどう動かしても抵抗を感じないので、操作性はグンと向上しました。
パラコード比較 (追記)
柔らかさ | 軽さ | 細さ | |
Silky Cable | ◎ | ◎ | ◎ |
Limp Cable | 〇 | 〇 | △ |
ParaCableMods | 〇 | 〇 | ◎ |
ファントムコード | △ | △ | 〇 |
パラコードを買うならSilky Cable一択で間違いないです。現状、販売されているパラコードの中では一番柔らかいマウスケーブルではないでしょうか。
おわりに
今回の記事では、パラコードの購入方法・取り付け方を紹介しましたがいかがでしたでしょうか。無線を体験したらもう有線に戻れないとよく言われますが、パラコードでも同じことが言えるのではないかというくらい快適になりました。
今回は、日本のショップから購入したものを紹介しましたが、海外のCeeSaさんのパラコードも使っています。あちらの方もコード自体が軽くて非常に使いやすいのでおすすめです。