【FPS】異なるゲーム間のエイム感度(センシ)を統一する方法※PC版

  • 12月 26, 2018
  • 2月 24, 2020
  • FPS
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この記事では、異なるゲーム間でセンシを統一する方法を紹介します。※PC版です

FPSで別ゲーに移行するときに悩まされるセンシの設定。中々しっくりくる値を決めれない人も多いかと思います。できれば、前のゲームのセンシ設定をそのまま使いたいですよね。

そんな悩みをまるっと解決してくれるのが【mouse-sensitivity.com】というサイトです。

自分のやってるゲームのセンシを別ゲーに合わせて変換してくれるという超便利な機能だけでなく、FOVまで統一できちゃう神サイト!このサイトを使えば、別ゲーでエイム練習なんてこともできてしまいます。

それでは、使い方を詳しく解説していきますね。

超便利!Mouse-Sensitivity.com とは

ゲーム内設定やDPIなどの情報を入力することで、別ゲーに合わせた適切な値に自動で変換してセンシを統一してくれるサイトです。

現時点で350以上のゲームに対応しているので、自分のプレイしているゲームが未対応ということはほとんどないと思います。また、新作ゲームにも発売後すぐに対応しています。

ただ、このサイトは課金制で1ヵ月のプランで2.99ドル(300円ちょっと)かかるのが難点。センシを合わせるだけで300円が高いと思うかはその人次第ですが、私は全然アリだと思います。

購入はPayPalやクレジットカードでできますが、クレジットカードに抵抗がある方はVプリカでも購入可能なので安心してください。

課金方法

まずは、こちらのサイトにアクセスしてください。

mouse-sensitivity.comサイト

サイト右上の”STORE”をクリックする。

mouse-sensitivity.com課金画面

左から順に1ヵ月、4ヵ月、1年、永久 で最初は1ヵ月(2.99ドル)がおすすめ。

購入前にアカウントの作成画面がでるので、Eメールアドレス、アカウント名、パスワードを入力する必要があります。以上でサイトの登録は完了です。

使い方

主に設定するのは赤枠の部分(というか全部) で上から順に説明していきます。3つ目は、次の具体例のところで一緒に解説します。

Units

InchesとCmがあるので”Cm”を選択する。

Convcrsion sctup

ここでは、センシの計算方法を選択します。5種類の計算方法がありますが、特におすすめするのは”360°Distance” ,”Monitor Distance-Horizontal”の二つです。

“360°Distance”は振り向きで動かすマウスの移動量を一致させる計算方法です。ただ、fovが異なるゲーム間での変換では、画面内の敵にエイムを合わせる感覚が異なります。なぜかという話は長くなるのでここでは省略。

“Monitor Distance-Horizontal”は視界内の敵に対するマウスの移動量をほぼ一致させる計算方法です。こっちは逆で、fovが異なるゲーム間での変換では、振り向きに必要なマウスの移動量が変わります。

どたらがおすすめかというと、やってるゲームの特性やセンシなどでも変わるので、両方試して自分で決めるしかないです。

  • 振り向きで合わせたい人→360°Distance
  • 視界内の敵に対して正確なエイムをしたい人→Monitor Distance-Horizontal

個人的には “Monitor Distance-Horizontal” がおすすめ。その際、横の〇%の欄は0%にしておきましょう。(これも説明すると長いので省略)

具体例

ここでは、Tom clancy’s Rainbow Six Siege → CS:GO での変換を例に説明していきます。

変換元

まずは、変換元のゲームを一覧から選択する。(ここではTom clancy’s Rainbow Six Siege)

  • Sensitivity1 : 腰だめの感度
  • Sensitivity2 : ADSの感度
  • Multiplier1 : iniファイルの”MouseSensitivityMultiplierUnit”の数値
  • Multiplier2 : iniファイルの”XFactorAiming”の数値
  • DPI : マウスのDPI数値
  • Resolution : 画面の解像度
  • Monitor : モニターサイズ
  • WPS : Windowsのマウスのセンシ設定(Raw Inputオフなら設定の必要なし)
  • FOV : ゲーム内のFOV設定
  • Aim : 変換元のエイムスタイル(ここでは等倍サイト)
  • Location : ConfigとIngameのどちらかを選択(ここではConfig)

変換先

こちらは変換元を入力したときにほとんど自動入力されるので、主に変更するのは赤線の4つ。

  1. 変換先のゲームを選択(ここではCS:GO)
  2. エイムスタイルの選択
  3. ゲーム内のセンシ設定(今回は必要ないが、エイムスタイルによっては入力の必要有り)
  4. FOVの入力と画面比の選択

結果

赤枠で囲ったところに変換された数値が表示されるので、これをゲーム内で設定します。

今回は、Monitor Distance-Horizontal で変換したので、振り向きに必要な距離は異なりますが、視界内の敵には変換元とほとんど同じ感覚でエイムできるようになります。

FOVの統一方法

少し面倒ですが、FOVを合わせる方法もあります。ここでも Tom clancy’s Rainbow Six Siege(以下シージ) と CS:GO を例に解説します。

やり方は簡単で赤枠の”Actual HFOV” の数値を同じにするだけです。

例1: Hipfire(腰だめ) と Hipfire(腰だめ)

まずFOVタイプを選択して、合わせたいゲームと Actual HFOV の数値が同じになるように”FOV”に数値を入力します。Actual HFOV が一致したら、Config FOV の値をゲーム内で設定しましょう。

73.74に一番近い値の74を設定するとCS:GOのFOVとシージの腰だめ時のFOVがほぼ一致します。

例2: Hipfire(腰だめ) と 等倍サイト

今度は、シージの等倍サイトとCS:GOの腰だめのFOVを一致させます。”FOV”の欄にテキトーに数値をぶち込んで Actual HFOV を一致させます。

すると、シージの等倍サイトでのFOVとCS:GOのFOVが、81.94に一番近い値の82でほぼ一致することが分かります。

おわりに

今回は、具体例と一緒に解説しましたが、ゲームによっては細かいところの設定が異なるので全部は説明できませんでした。まぁ、割と直観的にできるよう設計されてるので、使っているうちになんとなく理解できるようになると思います。