今回は、次のような方にぴったりな「モニターの壁付け」について紹介したいと思います。
- デスク周りをスッキリさせたい方
- モニターの下に物を置きたい方
- モニターアームを導入するか迷っている方
モニターアームをクランプ式から壁付けに変えただけで、机の上がスッキリしてかなり快適になりました。それでは、モニターを壁付けにしてみて感じたメリットや取り付ける場合の注意点を解説していきます。
クランプ式モニターアームとの違い
取り外しが簡単で便利なのですが、どうしても支柱部分がモニターの下からでてくるので邪魔に感じるかもしれません。また、ものによっては画像の支柱よりさらに太い場合もあり、机の上を圧迫してしまいます。
壁付けならモニターの下に空間ができる
一方、壁掛けモニターアームであれば、壁が支柱の代わりになるのでモニターを机から完全に切り離すことができます。アーム部分は全てモニターに隠れて見えないので、机の上をスッキリさせることもできます。
また、クランプ式だとモニターの重みが机の一点に集中してしまいますが、壁付けだと重みは壁にかかるので、天板が薄い机でも安心です。
モニターを壁付けしてみて得られたメリットとは
実際にモニターを壁付けにしてみて感じたメリットを3つ紹介します。どのメリットも机とモニターを切り離した恩恵によるところが大きかったです。
机の振動がモニターに伝わらなくなった
ゲーマーの方なら経験があると思うのですが、マウスを思いっきり動かしていると机が揺れてしまうことがあります。その振動がモニターに伝わって、画面がぶれるのが気になることがありました。また、振動のせいで徐々にモニターの位置がずれて、その度に調整しなくてはいけなくて面倒でした。
ところが、壁付けにしてからはどれだけ机を揺らしてもモニターは微動だにせず、位置がずれることもなくなりました。モニターの揺れがなくなることが壁付けの一番のメリットだと思います。
モニターの下に十分なスペースができた
モニター下にあった支柱がなくなることで、好きなところに物を収納できるようになり、机の上が広がったように感じました。クランプ式でもモニター下にスペースを作ることは可能ですが、こちらの方が開放感があって、見た目もスッキリします。
机を移動しやすくなった
今まで机にかかっていたモニターの重みが壁にいくので、机の方は当然軽くなります。デバイスを変えるなどの理由で、机裏の配線をやり直したい時に、机が重いと移動が大変です。その点、軽い机なら移動も楽々行えます。
また、机を移動させるたびにモニターの位置がずれないことも動かしやすいポイントです。
モニターアームを壁付けする際の注意点
壁付けということは、壁に穴をあけるという行為が必要になるので、本当にそこに穴を開けてもいいのか、取り付ける位置はそこでいいのかしっかり確認しましょう。それでは、特に注意してほしいこと2つを解説します。
取り付け可能な壁かどうかを確認する
モニターアームはそこそこ長めのネジで取り付けます。壁が石膏ボードやベニヤ板で作られている場合は、ネジが効かなかったり、強度が足りなかったりすることがあります。そんな時は、壁を押したりしてみて、下地になっている柱の部分を探しましょう。柱の部分であれば問題なく取り付けられます。
複数枚のモニターを使う場合は高さを合わせる
モニターを複数枚、壁付けする場合は予め設置する高さを決めて、印をしておくなどしましょう。壁に大きめのネジ穴が開くことになるので、後から位置を修正しようとすると思うように動かせません。
また、モニターアーム自体にそこそこ重量があるので、取り付け中に気づかないうちに位置がずれているなんてこともあるので注意しましょう。
おわりに
今回の記事では、モニターの壁付けについて紹介しましたがいかがでしたでしょうか。モニターの支柱がなくなっただけでも、机の上がだいぶ広くなったように感じました。低コストで設置できるので是非試してみてください。